2007年09月

2007年09月09日

【1】がん治療とフコイダンについて

【1】がん治療とフコイダンについて


このサイトをご覧になられてる方は、少なからず癌治療や、それに効果的だと言われているフコイダンについて、興味をお持ちの方だと思います。

【それぞれの詳しい内容は左上の「メニュー」よりお選び下さい】


フコイダンとは、がん治療における代替療法(民間療法)の一つですが、最近ではたくさんの種類の商品が販売され、高い割にはあまり効果が見込まれないという粗悪な商品もあると聞きます。


このサイトでは、特定の商品を紹介することなく、中立の立場で


「フコイダンとはどういうものなのか?」
「どういう効果が見込まれるのか?」
「使用に際してどんなことに気をつければ良いのか?」


などの情報、そして目的である「癌平癒」に関しての有益な情報を提供していきたいと思います。




2007年09月08日

【2】フコイダンとは?

【2】フコイダンとは?


近頃、癌治療に効果があると言われている「フコイダン」ですが、そもそもフコイダンとはどういうものなのか、あまり詳しくご存じない方へ、先にお伝えしておこうと思います。


フコイダンとは、昆布やモズク、ワカメ、メカブなどの海草類の表面を覆っている、ヌメリ成分の中に含まれる硫酸化多糖類の一種です。


このヌルヌル成分ですが、海草が速い潮の流れや土砂などで傷ついた際、その傷口を覆うことで、最近が入り込むのを防ぐ役目を持っています。また逆に、引き潮時に海草が海面へ出てしまった際には、乾燥を防ぐ役割も持っています。つまり、海草が生命を維持する役目を担っている成分の一つです。


2002年頃から、日本のテレビや雑誌などでも紹介され始め、その頃から話題となってきましたが、そもそもは1913年にスウェーデンのH.Z.キリン博士により発見され、研究が重ねられてきました。


ただ、フコイダンの成分である硫酸基(りゅうさんき)の成分自体、その分子構造が複雑なため、当時の技術ではなかなか抽出が難しく、当時は困難を極める中、研究が行われてきました。




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【2】フコイダンとは? 

2007年09月07日

【3】フコイダンの成分と種類

【3】フコイダンの成分と種類


先ほど、フコイダンとは、海草に含まれる硫酸化多糖類の一種と申し上げましたが、もう少し詳しく述べると、「多糖体」に「硫酸基」が結合したものです。


多糖体自体は、アガリクスに含まれる「β-グルカン」や、アロエに含まれている「ムコ多糖体」などが有名ですが、フコイダンの中にも「フコース」「ガラクトース」「キシロース」「ウロン酸」などの成分が含まれています。


ただ、アガリクスやアロエと決定的に異なる点として、フコイダンには多糖体の他に「硫酸基」が含まれます。硫酸基とは、文字通り硫酸の基となる成分なので、身体にとっては非常に危険なイメージがあるかも知れませんが、単体で存在する時は無害ですので安全です。


この硫酸基が水分を蓄えると、海草独特のヌルヌルとした成分を作り出すのですが、これは胃の粘膜の成分でもあるため、後に述べますが、胃と相性が良く、食欲増進等の効果を期待できます。




2007年09月06日

【4】フコイダンに期待できる効能とは?

【4】フコイダンに期待できる効能とは?


フコイダン自体、現在は健康食品の一種ですので、薬事法上も「こういう効果・効能があります」とは言えませんが、過去に試された実験の効果として言われているのは、


500名のがん患者に対し、フコイダンを2週間〜1ヶ月、400ml/日(患者により異なる)を目安として服用させた場合、ほぼ100%の確率で生活の質(QOL)が改善され、腫瘍マーカー値の低下、もしくは現状維持を確認できたものもいた。


症状としては、食欲増進を感じられた患者が多く、それにより体力や免疫力のアップが見込まれ、また連動して、精神的な改善をも見込めるものと思われる。


ただし、このQOL(生活の質)を客観的に判断することは非常に難しく、腫瘍マーカー値の低下、もしくは現状維持の数値や率からしても、確実な完治を確認できるものではないため、実験の状況や環境によっては、多少ばらつきが出ることが考えられよう。


ただ、フコイダン自体、全く効果がないかと言われれば、特に代替療法の一つとしては、何かしらの有効な手段であることは間違いないようである。




2007年09月05日

【5】がん治療の現状

【5】がん治療の現状


さて、フコイダン療法を考える前に、先に現在の癌治療についての現状を、ある程度知っておく必要があります。


いわゆる西洋医学においての癌治療には、大きく分けて次の3つがあげられます。


・「外科療法」
・「化学療法」
・「放射線治療」


「外科療法」とは、一般的に手術をほどこして、ガン細胞自体を摘出する方法で、非常に高い改善率を期待できますが、短所としては痛みが伴うのと、症状の重さや年齢によっては、体力的な問題から、受けられない場合があります。


「化学療法」とは、いわゆる抗ガン剤の投与により、ガン細胞の働きを抑制していく治療法ですが、抗ガン剤自体、副作用が多いのと、正常細胞をも壊してしまうことで、免疫力の低下を導く恐れがあります。また、非常に苦痛を生じるため、心理的なストレスでやめてしまわれる方も少なくありません。


「放射線治療」とは、患部に放射線をあてることで、ガン細胞を抑制させる治療法なので、身体を切断する必要はありませんが、正常細胞や血管を死滅させる恐れがあるのと、切除・摘出するわけではないので、腫瘍が休眠状態のまま、体内に残る可能性もあります。


ただ、どの治療法を用いるにしても、癌に対して最も重要なことは「早期発見」と「早期外科治療」に他なりません。


フコイダン療法を考える前に、まずはこれらの西洋医療について、医師と検討されることが重要でしょう。




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【5】がん治療の現状 

2007年09月04日

【6】フコイダンの間違った使い方と位置づけ

【6】フコイダンの間違った使い方と位置づけ


さて、最近では多数のフコイダン商品が流通してきているが、中には薬事法を無視して「がんに効果がある」「癌が治る」などと謳った商品も見受けられる。


当事者としてみたら、藁をも掴みたい気分だろうが、商品自体の単価も高いものでもあるし、早期改善を前提に考えても、ここは冷静に見極める必要があるだろう。


フコイダン療法の位置づけであるが、がん治療において、その確率や実績を考えても、現時点では、未だ西洋医学に勝るものは存在しない。先に述べた3つの西洋医学が最も有効なのである。


ただし、患者の状態(末期等)や年齢から考えて、西洋医療の限界を越えており、それらが行えない場合、再度、西洋医療を受けられる状態への改善を目的として、フコイダン療法を用いられるのが、今日では一般的であり、また効果的だと考えられている。


つまり、フコイダン療法のみで完治させるということは、症状や患者の状態によっては、その可能性はゼロではないのかも知れないが、あまり高いものではないと言えよう。




2007年09月03日

【7】フコイダン療法の行い方

【7】フコイダン療法の行い方


さて、先の項目で「フコイダン療法」は、それだけで完治を目指すというよりは、西洋療法の限界を超えている人に対して、再度、西洋医療を受けられるように改善させる目的で行うのが、効果的であるという話をしました。


これは一つには、硫酸基の働きにより、食欲増進が図られることで、体力や免疫力のアップ、また精神的なストレスの軽減が期待できるためでもあり、場合によっては腫瘍マーカー値の改善も見込めるためである。


具体的なフコイダン療法の流れとしては、約一ヶ月間、フコイダンを適量(約400ml/日が目安だが、患者の状態や年齢等により異なる)服用し、体力や免疫力アップをはかったところで、化学療法を行う。その後、抗ガン剤の休薬期間になれば、再びフコイダン療法を始め、適量を服用するといった方法である。


ただしこの場合も、素人がその量や状態を判断するのは困難なため、専門の医師と相談をしながら、治療の流れを決めていくことが望ましいであろう。




2007年09月02日

【8】フコイダンの選び方 1

【8】フコイダンの選び方 1


さて、ここまでご紹介してきたフコイダン療法だが、正しく行えばそれなりの効果を期待することは出来るだろうが、そもそも、その使い方を間違っていたり、粗悪な商品を使用していたのでは、本末転倒である。


また現在は、あらゆるメーカーから多数のフコイダン商品が発売されており、いかに良い商品を選べるかが非常に重要である。


元ボストン大学医学部の客員教授であり、フコイダン研究の第一人者でもある大石一二三博士によれば、フコイダンの効果の差を決めるものは「純度」と「製法」と言われている。


先ほど、フコイダンの成分について述べたが、まず純度というのは、商品に含まれる含有量ということではない。


一概にフコイダンと言っても、それを構成する「フコース」「キシロース」「ガラクトース」などの多糖類には種類があり、原料となる海草によって多少の違いが出てくる。


本来は、フコースのみで出来たものをフコイダンと呼び、フコース以外の糖も含んでいるものを「フコイダン様多糖体」と呼ぶが、現在はそれら全てを一塊として、フコイダンと呼ばれているのが現状である。


つまり、含有量と一言で言っても、そのメーカーが、どの成分を指してフコイダンと呼んでいるのか(フコースのみなのか、他のものも含まれているのか)、それすら違ってくるのである。




2007年09月01日

【9】フコイダンの選び方 2

【9】フコイダンの選び方 2


そういった訳で、一概に「フコイダンの含有量が多いから良い商品」と言えないのが落とし穴ですので、消費者の立場として注意が必要です。


では、良いフコイダンはどうやって選べば良いのかということですが、判断の一つとして、「硫酸基」の量を見ます。


前項で述べたように、現状ではフコイダンと一口に言っても、それがフコースを指すのか、はたまたキシロースやガラクトースなどの別の多糖体を指すのか、判断が出来ないと申しました。


が、最も理想的なのは「フコース」が多く、また身体に吸収されやすいように、出来るだけ超低分子のものを選ぶのが理想です。


そしてもう一つ、そのフコースの効果をアップしてくれる成分が、硫酸基なのです。つまり、現状では、フコイダンの詳細の成分に加えて、硫酸基の含有の有無についても、特に基準がないため、メーカーにより、表記のばらつきがあるのです。